百済からの渡来人100人が明日香村を巡行
1300年前に思いをはせ飛鳥寺で平和祭

 ネット配信ニュース 2010年6月19日
百済からの渡来人に扮した在日コリアン100人が明日香村を巡行 朝鮮半島との深いかかわりについて述べる山本寶純飛鳥寺住職
飛鳥寺本堂の前で演じられる韓国伝統芸能「サンモ」 大団円を迎える飛鳥寺平和祭

 日本国家の最初の都は6世紀末の飛鳥京、朝鮮半島からの渡来人が「飛鳥」の創都に多大な役割を果たした。当時の仏教文化は「文明開化」と称される程、大陸からの文化・技術が日本列島にもたらされた。飛鳥寺は538年、百済からの僧侶、寺工、画工らが寺院の建設に従事し、596年現在の奈良県明日香村に建立された。百済、高句麗の文化、技術の合作であり、渡来文化の象徴的な存在だ。

 本紙はその飛鳥寺で朝鮮半島の平和、東アジアの友好を願う融和と共生の集い「プリオウルリム(融和と共生の宴)in飛鳥寺」を5月16日に実施した。
 飛鳥寺で飛鳥石舞台から飛鳥寺まで、百済からの渡来人に扮した在日コリアン100人が明日香村を巡行した。

 境内では伝統舞踊サムルノリなど韓国芸能を披露し、渡来人の偉業を偲びながら、在日コリアン3、4世と日本人との融和と日韓の一層の友好親善を祈願した。