第26回国民文化祭・京都2011 日韓友好祭「コリアンフェスティバル」
韓半島とゆかりの深い京都で韓国文化発信

  2012年1月20日号
荘厳なパンソリを披露する王清一民団京都本部団長 韓国歌曲など息の合ったコーラスを聞かせる婦人会京都本部
韓国伝統舞踊を踊る金一志韓国伝統芸術院 創作日本舞踊を元気よく発表する京小町踊り子隊
朴一教授(左端)の進行進められたトークショー 一層の日韓友好親善を願う山田啓二知事


 本紙は創刊10周年記念事業として、第26回国民文化祭・京都2011の公式催事、日韓友好祭「コリアンフェスティバル」を文化庁、京都府らと連携し、昨年11月5日、京都駅前で開催、韓国文化の魅力を発信した。同フェスティバルには地元市民ら約2千人が来場、韓国伝統芸能などに見入った。

 演目は、伝統芸能などの韓国文化とともに日本舞踊や、人気の在日コリアンらによるトークショーなど盛りだくさんのプログラムでステージをにぎわせた。 冒頭を飾ったのが、王清一韓国民団京都本部団長によるパンソリ「四節歌」。美しい所作を見せながら人生の機微を歌い、韓国伝統文化の粋を表現した。 女声合唱団として定評のある韓国婦人会京都本部コーラス部は「カプトリワ カプスゥニ」など美しい声を響かせた。
 韓国伝統舞踊では金一志韓国伝統芸術院、金姫玉韓国伝統舞踊研究所、京都国際学園舞踊部が「ホトンチュム」、「太平舞」、「扇の舞」をそれぞれ舞った。韓国伝統舞踊の優雅な舞いの数々に来場者からはため息がもれた。金一志韓国伝統芸術院はこの日のために準備した創作舞踊「希望の花」も披露した。
 韓国舞踊に続いて日本舞踊も登場した。京小町踊り子隊が色鮮やかな晴れ着に身を包み、元気よく創作舞踊を踊り、ステージに彩りを添えた。
 また、韓国の重要無形文化財「農謡」の一団がこの日ために慶尚北道から来日、田植えを模した民衆芸能を披露。ダイナミックな円舞に乗せられ、観客も舞台にあがっていっしょに踊るなど会場は大いに盛り上がった。
 韓日伝統芸能のコラボレーショングループ、チングドゥルは韓国の伝統音楽と、ジャズとの融合パフォーマンスなどを披露し、文化創造の新しい可能性を表現した。
 踊りだけでなく歌も多数のアーティストが出演した。在日3世のHYANGHAさんはK-POPを披露するとともに、ヒップホップのリズムに乗せて華麗なダンスを見せた。民謡や演歌などの実力派、安春花さんは「セタリョン」などのスタンダードナンバーを聴かせ、韓国曲の魅力をアピールした。
 日本からも2人が登場した。旅情演歌の第一人者、嶋三喜夫さんと遠山洋子さんが持ち歌のほか、「三橋美智也メドレー」などの懐メロも歌い、韓国歌謡とのコントラストを見せた。広い層に人気のチェウニさんは母、李美子さんの「椿娘」などヒット曲を歌い、来場者をわかせた。
 トリは美空ひばりの歌唱大会で全国で優勝した歌手、「お嬢」さんと韓国舞踊のコラボレーション。「お嬢」さんが美空ひばりの人気曲を本人そっくりに歌い上げると会場を大いに盛り上がり、プログラムは終了した。